この記事では、【大人にこそ読んで欲しい絵本】の感想を綴っています。
今回、ご紹介したい絵本はこちら。
この記事では、絵本「はなを くんくん」のあらすじから、大人の私が読んだ解釈と共に
その魅力をお伝えします。
絵本から学んだことを、ちょっと生活に取り入れることで、より豊かな毎日が送れるんじゃないかなって気がします。
【この記事を書いている人】
●FP2級/AFP資格 所有。
●家計にまつわるお金のことが得意!
●絵本が好き.
●主婦のブロガーそらまめです^^
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こんな人に 読んでほしい
こんな人はピッタリなのではないかなと思います。
- 疲れてしまった人
- 仕事を頑張りすぎていることに気づけていない人
- 最近笑っていないなぁって人
- 何が幸せなのかわかんなくなった人
疲れている人に、絵本の優しさや物語の内容が刺さると思います。
この絵本の特徴
イラストは白の背景に、色は黒だけ。
黒といっても、濃い黒色や淡い黒色があって
柔らかい冬の風景になっています。
絵本の中でも割と大きめ。
手のひらに収まるようなサイズではありません。
大きな絵になるからこそ大人でも、物語に入り込めます。
作者はルース・クラウスさん。
アメリカ ボルティモア生まれ。ピーボディ芸術学院で絵と音楽を学び、その後、ニューヨークのパーソンスクール応用美術科を卒業。夫クロケット・ジョンソンとのコンビ作品も。1993年没。
出典:「絵本ナビ」
日本翻の題名は「はなをくんくん」ですが、アメリカ版だと「THE HAPPY DAY」となります。そこも含めて、楽しんでください(๑>◡<๑)
ミニあらすじ
物語の始まりは、動物たちが冬眠をしている所。
物静かで、日常では見られない風景を覗き見しているような気持ちになります。
物語はゆっくり進んでいきます。
みんなが冬眠から覚めて、ひとつのことに目掛けて動いていきます。
そのさきに待っているものとは?
感想&レビュー
大人の私が読んだ、「はなを くんくん」の感想&レビューをしていきます!
じれったい、でもそれがいい
物語は、とってもゆっくり進んでいきます。
いろんな動物たちが登場するので、大きな絵本で少しずつ少しずつ。
この後どんなことが起こるのか。結局、最後のページにならないとわかりません^^
ちょっとじれったいのですが、それが最後の感動につながっています。
それはなんなのか〜って注目しちゃう、
引き込まれて、目が離せない感じ。
なんなの?気になるー!っていう思いが最高峰まで達した時に
結末につながって、ほっこり笑顔になれるそんな絵本です。
幸せを見つけるセンサー
幸せを見つけるセンサーは、目だけじゃない。
このお話の題名は「はなを くんくん」だから、幸せを感じ取るセンサーは鼻でもいい。
日常でも、なんかいい気がする、こっちに面白いものがありそう
ってゆう感覚に蓋をせずに、素直に動いてみればいい。そう思えます。
物語の登場人物は動物だから、動物は五感というものが敏感で、五感を頼りに動けてしまう。
子供も、絵本でこうゆうことが当たり前に理解しているのかもしれません。
では私たち大人はどうでしょう?
忙しさに埋もれて、健康な状態が保てず、今の自分の状態も分かっていないままだと、五感のいうことに耳を傾けることはできません。
大人になって絵本を読むことは、こんなことを思い出せるから良いのです。
体全部で喜んでいい
小さな幸せをみんなで喜ぶ。
昔はできたことだけど、大人になるにつれて忘れていたこと。
体格や性格は違う動物だけど、幸せを感じるところは同じでいいし、
小さい幸せでも全身を使って、喜べばいいのか。
小さな幸せでもそうゆう瞬間が、人生を彩るんじゃないかなって思います。
何か嬉しいことがあったら、小さな幸せを見つけたら。
この絵本の動物たちみたいに、体全身を使って喜んでみようと思います。
たまには絵本も、良いよね。
絵本が好きです。
なぜなら、文字が少ないから。
文字が少ないから、早く読めるのがいい!という訳ではなくて。
文字が少ない分、自分で考えるところが増えるから、読んでいて楽しいのです。
文字がなくても、伝わるのは、自分の経験とか、感性があるから。
そうゆうもので、その余白を埋めていくことで、物語がより立体的になるんです。
それが、経験とか、感受性で捉え方が変わるのだとすれば、絵本って、大人が読んでも楽しめるのではないか。と思うのです。
むしろ、大人が絵本を読んだ方が、より多くのことを感じ取れるのではないかなと思います。
今回ご紹介した「はなをくんくん」は、【大人になるにつれて、薄れていった“幸せセンサー”】をあらためて感じることができるのではないかなと思います。
オススメなので本屋に行ったら探してみてください(๑>◡<๑)
気になる人はいますぐネットで見てみてください
最後までお読みいただきありがとうございました!